「The Economist」の英単語
イギリスの政治・経済専門誌「The Economist」で用いられた単語集です。
2013年2月22日金曜日
屋根裏「attic」
「attic」とは元々、アッティカ(Atika)、つまりギリシャのアテネ(Athens)のことであった。
それがなぜ、屋根裏に?
ヒントはギリシャの神殿にある。正面から神殿を見ると、何本もの白い柱の上には、屋根の下に三角形の部分が見える。
それがあたかも屋根裏部屋のように見えるのだ(傾斜した屋根と天井のスキマ)。
ありきたりの「bog-standard」
「bog」とは沼地を意味する単語だが、イギリスでは俗に「トイレ」という意味もある(沼にウンコをするわけでもなかろうが…)。
そして、「bog」の後ろの「standard(スタンダード)」は、文字通り「規格」という意味だ。
ではなぜ、「トイレ規格(bog-standard)」が「ありきたりの」となるのか?
それは昔々のイギリスでは、トイレといえば「セラミックの白いモノ」という同じ規格のものしかなかったからだそうだ。
しかし、今でもトイレはそんなもんだ。赤や黄色のトイレになぞ、そうそうお目にかかれるものではない…。
変人「squirrel」
「squirrel」というのは動物の「リス」のことである。
そんな可愛いリスちゃんが、なぜに変人扱いされるのか?
それはリスの主食である「木の実(ナッツ)」に原因がある。
英語の「ナッツ(nuts)」には「気違い」の意味があり、リスはそのナッツを毎日のように食べるのだから、きっとリスも気違いに違いない。
そんなトバッチリを、外国のリスちゃんたちは受けていたのであった…。
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