2012年7月26日木曜日
手持ち現金の減少ペース「cash burn rate」
直訳すれば「現金が燃える割合」。なんとも生々しく、的確な表現ではあるまいか。自動車メーカー・プジョー(PEUGEOT)は、月間200億円のペースで手持ちの現金が減っているというが…。そう言えば、日本語でも「火の車」という表現があった。
2012年7月18日水曜日
目の上のタンコブ「pain in the arse」
イギリスで言う「arse」はアメリカの「ass(ケツ)」。つまり直訳すれば、「ケツの穴の痛み」。その意味は「とにかく不快なもの(人)」。お上品に言う場合は、ケツ(ass)を首(neck)に変えるのだとか。
イギリス式すごろく「snakes and ladders」
はしご(ladder)のかかったマス目に止まれば、はしごの上までワープでき、蛇(snake)のマス目に止まれば、蛇の尻尾まで戻される。元々はインド伝来のボードゲーム。
複雑怪奇な制度「Byzantine system」
「Byzantine」というのは歴史上のビザンチン帝国(Byzantium)のこと。この国の建築様式は複雑・精緻を極めていたため、それが逆に揶揄されて「迷路のように入り組んだ、複雑すぎて理解できない」などの意味に。
ののしり合い「slanging match」
「slang」は「スラング(俗語)」のことだが、「悪口を言う」という意味もある。アメリカでは11月の大統領選挙を控え、両候補が「口汚い罵り合い」を展開中。
2012年7月14日土曜日
自画自賛する「blow one's own trumpet」
トランペット(trumpet)を吹くのは楽隊であって、それは王様の吹くものではない。もし、王様自信が自分のためにトランペットを吹くのであれば…、それが「自画自賛」である。
割のいい仕事「plum job」
「plum」は「梅やスモモ」のプラム。それが、なぜ「割のいい仕事」に…? 確かに、梅の栽培はそれほど手間がかからないが…、その実入りもそれに見合ったものに過ぎない。ちなみに、「plum wine」といえば「梅酒」のこと。
2012年7月12日木曜日
後塵を拝する「left in the dust」
土ボコリを上げて邁進するトップ企業、その後ろをゲホゲホ言いながら必死で食らいついて行こうとする後続企業。自動車業界でいえば、そのトップ企業とはVW(フォルクスワーゲン)だ。
2012年7月11日水曜日
武力をチラつかせる「sabre-rattling」
直訳すれば、「サーベル(sabre)をカチャカチャ鳴らす(rattling)」。すなわち、剣を抜く素振りを見せること。日本風に言えば「鍔を鳴らす」となるか。 もしくは「鍔ぜり合い」。
2012年7月10日火曜日
〜の後ろ盾の下に「under the aegis of」
「the aegis(イージス)」とは、ギリシャ神話でゼウスが娘アテネに与えた「神盾」。この盾はあらゆる邪悪を払うとされている。ちなみに、イージス艦の「イージス」も同じ語源で、このシステムが搭載された艦は、同時に10以上の攻撃を防げる。
集団訴訟「class-action suit」
クラス・アクション(class-action)とは、利害関係を有する地位(クラス)に属する代表が、訴訟を行うこと。クラス全体の事前同意は必要なく、裁判結果にも拘束されない。日本にはない制度。
2012年7月9日月曜日
育児休暇「parental leave」
「leave」には「休暇」という意味があり、直訳すれば「親としての休暇」。より具体的(父母別)に「maternity leave(母親としての休暇)」、「paternity leave(父親としての休暇)」とも言う。
産児増加主義者「natalist」
日本語でも聞きなれない言葉だが、要するに「子供を殖やすことを奨励する人々」のことである。語根となっている「natal」には「出産・分娩・出生」などの意味がある。この「産めよ、殖やせよ」は、国家の政策として推奨されることもある(中国では真逆だが…)。
2012年7月7日土曜日
寄せ集め「hotch-potch」
もともとの意味は、野菜や肉などが入った「ごった煮のスープ」。日本風に言えば「ちゃんこ鍋」か。ニュース記事においては、中国政府に対する香港市民の多種多様な不満が、ごった煮のように寄せ集まっている様が表現されていた。
2012年7月6日金曜日
当て推量「guesstimate」
「guess(推測)」と「estimate(見積り)」の合成語。「推測(guess)」よりは正確で、「見積り(estimate)」よりはいい加減?
「guess what(聞いて、聞いて)?」と言って、相手が興味をもったところで「chicken butt(ニワトリのケツ)」と返すのは、日本で言えば、指をさしておいて「バカは見る〜」と言うのと同様、クラシカルにして低レベルなギャグなのだとか。
「guess what(聞いて、聞いて)?」と言って、相手が興味をもったところで「chicken butt(ニワトリのケツ)」と返すのは、日本で言えば、指をさしておいて「バカは見る〜」と言うのと同様、クラシカルにして低レベルなギャグなのだとか。
代わりがきかない不可欠なもの「irreplaceable necessity」
「ir-replaceable」は「replaceable(交換可能)」の反対語で、 「かけがえのない」。たとえば、キレイな水や空気などの自然環境。
新卒者「school leaver」
文字だけを追うと、「学校を去った者 = 退学?」と勘違いしてしまいそうだが、「school
leaver」は正式に卒業した人たちのこと。ちなみに「leaver」のみだと「退職者」となる。こちらは文字通り、「去った者」である。
2012年7月5日木曜日
2012年7月3日火曜日
大衆の味方「man of the people」
エコノミスト誌によれば、小沢一郎氏は心温く、人とのふれあいを好みながらも、「大衆の味方(man of the people)」ではなく、優秀な戦略家(a brilliant strategist)だという。
2012年7月2日月曜日
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